梵魚寺(ボモサ)
梵魚寺は、陜川 海印寺、梁山 通度寺とともに、南道3大寺で韓国仏教界の中心地の一つだ。
金井山 東の麓に位置し、新羅第30代文武王18年(678年)義湘大師が創建、興徳王時代に再築した。 '梵魚寺'という寺の名の由来を (東国輿地勝覧(東國與地勝覽))は、次のように記録している。 "今の金井山の頂上にはいつも乾かない金色の水たまりがあって一匹の金色をした魚が五色の雲を乗って空(梵天)から下りてきてその中で遊んでいたという。 それでその山を'クムセム(金井)'という意味の金井山で建てて、その の中の寺を'天国の肉(梵魚)'という意味の梵魚寺となった。"梵魚寺の代表的建物としては大雄殿が挙げられる。 細くて 繊細な彫刻と装飾が韓国の木造建築の真髄を見せてくれる。 梵魚寺境内には籐が複雑に絡み合って藤の群生地となっている。 4月~5月頃には、籐ごとに花が満開して華やかさを増している。
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