千年の古都 慶州(キョンジュ)
歴史と未来が共存する都市 新羅千年の息づかい慶州 ユネスコ世界遺産であり、野外博物館と呼ばれるほど文化財が至る所に散らばった慶州は南山(ナムサン)をはじめ、仏国寺、石窟庵、雁鴨池(アンアプチ)、瞻星台そして四方のどこへ行っても歴史と文化の先祖たちの息づかいが宿っている。
*仏国寺(ブルクッサ)
仏国寺は751年(景徳王10)当時の宰相だった金大城が創建したといわれ、1973年に現在の姿に復元した。多宝塔、釈迦塔、青雲橋。 白雲橋や蓮華橋。 七宝橋など境内の造形物の一つ一つが新羅の仏教美術の優れた造形美を見せており、法堂と塔が立っている基壇の上の寺院自体が仏国を象徴している。
*石窟庵(ソックルアム)
吐含山の中腹に白色の花崗岩を利用して人為的に石窟を作って、内部空間に本尊仏である釈迦如来仏像を中心にその周囲 壁面に菩薩像や弟子像と歴史上、天皇像など計40体の仏像を彫刻したが、今は38体だけが残っている。
石窟庵石窟の構造は入り口にある長方形の前室(前室)と円形のくださる(主室)が廊下の役割をする通路でつながっており、360あまりの平たい石で、円形の主室の天井を巧妙に構築した建築様式は世界に類例のない優れた技術である。
*瞻星台(チョムソンデ)
新羅時代の天文を観測していた建物高さ約9.5m.国宝第31号。暦法を作るための日月惑星の運行の観測と天文現象の観察に国家の吉凶を占う粘性の目的に使用されたのだろうと推測される。
*雁鴨池(アンアプチ)
雁鴨池は新羅千年の宮殿、その裏側から北東にかけて歩いて十分距離にある。 統一時期の領土を広げる過程に多くの富を蓄積した王権は極めて豪華で贅沢な生活を享受しながら、大きくて華麗な宮殿を備えることに格別な関心を置いた。 そして、統一直後674年に雁鴨池(アンアプチ)を作り、679年には華麗な宮殿を修理していくつかの門のある規模が大きな東宮を新たに建設した。
*慶州良洞(ヤンドン)村
良洞民俗村は朝鮮時代の伝統文化と自然をそのまま残している韓国最大規模の村に、月城(ウォルソン)ソン家と、ヨガン李家によって形成された。 国宝、宝物、民俗資料など多くの文化財を収蔵しており、町全体が文化財(重要民俗資料第189号)に指定されたが、村の規模及び保存状態、文化財の数と伝統性、そして美しい自然環境と、汚れていない郷土性など見どころが多くて、1993年、英国のチャールズ皇太子もここを訪問している。